2018年3月29日木曜日

逃げる佐川、がんばる前川

3月27日、野党の一致した追及と世論の高まりに佐川宣寿・前財務相理財局長の国会証人喚問が実現する。まずは第一歩、引き続き安倍昭恵氏の喚問もお願いしたい。
先週も触れた前川喜平前文科事務次官の中学校講演への圧力をかけたのが自民党文科部会幹部の赤池誠章氏、池田佳隆氏であった。「録音データを出せ」との要求もあったがこれに対して、名古屋市教委はきっぱり否定。不当な支配に屈しなかった神対応に拍手を送りたい。前川氏も「個別の学校の授業内容に対する国の直接的な介入は極めて異例であり、教育基本法が禁じている『不当な支配に』当たる可能性が高い…本来教育に対する政治の不当な支配を阻む役割を負う文部科学省が、逆にそうした政治の介入に屈してしまったことは、残念に思います。」と弁護士を通じて紙対応。同じ元国家公務員、佐川氏にも真実を語っていただきたい。時の人前川喜平講演会は、5月12日(土)郷土文化会館にて。乞うご期待(S)

2018年3月22日木曜日

うそだらけの報道はやめて

 どこまでうそをついても平気なのだろうか?安倍首相は14日の参院予算委員会で「書き換え前の文書を見ても、私や私の妻が関わっていないことは明らかだ」と答弁した。責任を佐川氏1人に押し付けるつもりだろうか、誰が考えても指示なしでできることではないとわかっているのに…。厚顔無恥とはこういうことをいうのか。麻生大臣の記者会見にも驚いた。NHKのラジオで聞いていたのだが、あっという間に違う番組に変わった。終わったのかと思いきや、東京新聞の望月記者の質問になった途端、違う番組にしたらしい。しかしNHKの報道も変わってきている。「この2月、文科省前事務次官・前川喜平氏が名古屋市立の中学校で授業の一環で講演したことをめぐり、文科省が市教委に対し、前川氏を呼んだ狙いや講演の内容を問い合わせ、録音データーを求めた」「異例のことだ」と15日19時のニュースで報道した。報道機関も水面下でさまざまなやりとりがあるのだろう。良識ある報道をせつに望む。(T)

2018年3月11日日曜日

ごみゼロフォーラムを提案~徳島支部委員会(3/10)

新婦人徳島支部の今年度方針に基づき、活動を報告しあう支部委員会を3月10日(土)行いました。
 中でもごみ処理施設の広域化問題に疑問を持ち、学習を続けているFさんからは、今後の運動について、「目標はごみゼロの循環型とくしまの実現で、大型焼却炉はNO!」生協や環境団体等に呼びかけて「ごみゼロフォーラム」を開き、行政主導でなく、住民が学び一緒に考えていく運動を盛り上げていこうとの意見がありました。
 以下はFさんら新婦人徳島支部くらしと環境部の取組と意見です。

 大型ごみ処理施設の建設による問題は、単に建設予定地とされる地域の問題ではありません。日々ごみを出している私たち自身、そして子や孫世代の問題でもあるのです。関心のある方は、新婦人徳島支部までご連絡下さい。よりよい結論が導けるよう、ともに学び・考え・運動しましょう。

*****これまでの経過と新婦人(くらしと環境部)のとりくみ*****
2017年 7月14日 第1回ごみ問題学習会(文学書道館)
    9月12日 第2回ごみ問題学習会(幸町会館)
    9月28日第3回ごみ問題学習会(支部事務所)
    11月21日 市長に要望書提出
     広域ごみ処理施設計画について、徹底した情報公開と住民参加を求めた
    支部委員会でごみ処理施設計画に反対し、中止を求める署名を集めることを決定
2018年1月24日共産党市議団らと市民の懇談会に参加
    1月25日 「ごみ広域処理を考える講演会」(小松島市)に参加し学習
    2月14日 飯谷町枇杷ノ久保の建設予定地(旭鉱石産業廃棄物処理場)を見学
    2月19日 「命と水と大気を守る会」とともに徳島市に署名提出
    3月2日  文教厚生委員会で市が計画案の一部を発表したことが新聞報道された
    3月7日  市長に申し入れ「一般廃棄物中間処理施設に係る基本的な事項(案)」
         の開示を受けた
         共産党市議団らと市民の懇談会に参加 
    3月8日  論伝の処理施設を見学
         1回の補修で5~10年もつことがわかった
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※一般廃棄物中間処理施設に係る基本的な事項(案)について疑問に思うこと
 ・家庭ごみ収集の一部地域を民間委託(市内区域の4分の1程度)
 ・熱回収施設における対象ごみの追加
 ・バイオガス化施設の導入見送り
 ・候補地上流に橋梁施設を検討
 ・プラント排水は再利用するも、生活排水は処理後公共水域へ放流
 ・概算事業費444.6億円、維持管理費年間12.4億円 
   NHK NEWS WEBで報道3/7

    

2018年3月10日土曜日

広域ごみ処理施設予定地現地調査報告

2月23日の徳島支部大会で報告された、徳島の広域ごみ処理施設建設予定地見学の様子をくらしと環境部のFさんが1枚の掲示物にしてくれました。今は徳島支部に掲示しています。

2018年3月8日木曜日

大切にしたい幼児期の育ち

「幼稚園の時ぐらいのびのびと」と思っていた。ところが、今年4月から実施の改訂「幼稚園教育要領」(幼稚園の保育内容について文科省が定めるガイドライン)にびっくり。その中に「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」という教育目標が新設され、これまで「幼児期にふさわしい生活と遊びを充実させる」ことを重要視してきたものが、「何ができるようになるか」が目標となり、「成果目標」と「評価」が幼稚園教育の不可欠な取り組みとして位置づけられることになった。「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」は「自立心」「協同性」「道徳性・規範意識の芽生え」など10項目あり、どれも幼児にかなり厳しい「自己抑制」を求めている。「できない」とか「わからない」と言うことをがまんしたり、「自分がやりたいこと」「やりたくないこと」を安易に口に出してはいけない、しなければならないことを自覚し、自分の力で工夫して諦めずやりきる・・・幼稚園児から「自己責任論」?先生から良い評価を得るために頑張る幼児の姿が浮かんできてしまう。いやいや、「失敗してもやり直しができるよ」とゆとりをもって見守ってくれる大人がいる幼児期を過ごさせたい。(O)

2018年3月7日水曜日

前川喜平さんを徳島に~女性の会が講演会企画~

いわゆる「もりかけ」問題で話題の人となった文科省前事務次官前川氏を招いて
話題の件や、元文科省のトップ官僚としての教育への思いなど聞いてみたい!
という女性たちの思いが実現。ぜひご参加を。
(チラシはPDFでご覧になれます。下の画像をクリックしてください。)

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昨年5月、前文科省事務次官、前川喜平さんの記者会見でそれは始まりました。
加計学園獣医学部新設をめぐって、安倍総理、内閣府、省庁が絡むスキャンダルが国民の前に明らかになりました。野党やメディアの追及も続いていますが、獣医学部はこの4月から開校(らしい)。合格通知を手にとまどう青年をTVは映していました。前川さんはなぜ“社会生命”をかけて国家権力と闘うことを決意したのか。
「憲法と教育は支えあう関係」という信念をもっていた文科省の日々の職責の水脈に、今日のことはあったか?
聞きたいお話に期待は膨らみます。(チラシより)
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2018年3月5日月曜日

徳島支部ニュース3月号発行~今こそ新婦人の出番!~

徳島支部ニュース発行しました。
下の画像をクリックしていただくか、
上のニュース一覧タブからもPDF形式でご覧になれます。


<今回の徳島支部ニュースは>
 第47回支部大会の報告
   ・・・10人の発言内容抜粋と参加者感想文
 徳島新聞への意見広告協力のお願い
   ・・・戦争が出来る自衛隊にさせないために、
      全国で3000万人の署名に取り組んでいます。
 これからの予定
   ・・・国際女性デー徳島行動(3/8)など


2018年3月1日木曜日

アベ政治を許さない

 2月20日、反骨の俳人金子兜太さんが亡くなった。金子さんを知ったのは恥ずかしながら、安保法制反対の運動のなかで揮毫された「アベ政治を許さない」の力強い文字で。「アベ政治という文字にしたのはこんな政権に漢字を使うのはもったいない」からだという。その後読んだ本で、反戦への揺るぎない思いは、出征したトラック島での地獄の戦場体験によることを知った。また、埼玉市の公民館の「梅雨空に『9条守れ』の女性デモ」掲載拒否問題もきっかけになったという。戦前の治安維持法による新興俳句運動弾圧を経験した金子さんには戦争につながる動きとして決して看過できないことだった。
 昨年7月に105才で亡くなった日野原重明さんも、「憲法を守ることが命を守ることだ」と安倍政権の改憲に反対していた。戦争体験者が減っていく中で、体験をしたことのない者が多数の力で憲法を変えようとすることの怖さと危うさ。
 偉そうなことは言えないけど、さぼりがちな毎月3日と19日には「アベ政治を許さない」を高く掲げようと思う(S)